【すべてを失った、そして天が与えてくれた情熱と私の生きる道】

12月27日。

すべてはこの日に向かっていたのかもしれません。

今春、私は「音楽家の女性がくる」という声を内側に聴きました。

それから間もなくして、私の教室に本当にその女性が現われました。

彼女は、歌うことを忘れてしまったカナリアさんでした。

3年間、歌う自分自身を失い続けていました。

ピアノを弾くことも、忘れてしまったのだそうです。

歌うこと、ピアノを奏でることを人生から失ってしまった音楽家として生まれた女性の人生。

どれほどの絶望であっただろうかと、私には察しても察しきれないことです。

私は、この方を調律することが自分に与えられた役目なのだとさとりました。

音楽家にとって、身体は楽器です。

楽器は、繊細な設計により構成されています。

ほんの少し錆びたり歪んだだけで、音も波動も狂ってしまう緻密な構造です。

「この楽器(彼女)を、神様が本来設計されたとおりに調律しよう」

それから私は、彼女の心身を観察しました。

呼吸、声、身ぶり手ぶり、何もかもをです。

神様の設計の意図を知らなければ、調律できません。

それからの私は、彼女と二人三脚だったと思います。

身体を開くということは、身体に詰まったあらゆる感情や記憶を外に出していくことでもあります。

無意識の層が苦しませるのです。

この苦しみの根源を、顕在意識に浮かび上がらせることです。

相当の苦痛を、感情でも身体でも味わうことは避けられません。

このプロセスなくして再起はありえないのです。

私は、その苦痛を取り除くのではなく、自然の秩序により行われるこの過程を、ご本人が乗り越えられるように見守ることでした。

時期に合わせて身体を開き、呼吸を通し、必要な智慧を手渡し、背中を押して、泣く彼女のそばに黙って寄り添うこと。

心の中で、この方の真我の力を信じながら。

そんなことを二人三脚で過ごしてきたように、今思います。

やがて誰もがいつかはたどり着く道であろう最高のスピリチュアルの道は、自助努力の道です。

自助努力によって、痛みと向き合い、人は進化、成長という高上を果たします。

それまでは、ここに辿り着くまでの準備段階なのです。

真実、幸福は、自分自身の本質にあります。

自分の本質をわかるには、自己の内面をコントロールしなければなりません。

このコントロールに必要なプラクティカルなことが、ヨーガです。

ゆれ動くマインドをもつ私たちにとっては、至難の業です。

多くの人が自分に向き合おうとするものの、心や感情に打ちのめされて、諦めてしまいます。

そして、何か別の方法はないかと他を探すのです。

しかし、心の汚れ、怒りや貪欲、内に潜んだ不純なものを抱えたままでは、自分の本質を感じとることはむずかしいのです。

人間が本当の使命を担っていく時は、誰もが大きな浄化を強いられます。

これは、自分ではからずとも自然の秩序によって事は成されていきます。

偉人の物語からわかることは、誰もが葛藤や苦労を経験していることです。

青森で「奇跡のリンゴ」を生み出した木村秋則氏のリンゴができるまでの壮絶な物語からそのことがはかり知ることができます。

最高のスピリチュアルの道は、自助努力。

「心をえぐるような経験に耐えられることが、その人の人生に対する基本的アプローチを変える可能性にとって、不可欠である」

つまり、変わることができるかどうかは、「感情を、真正面から、そして深く経験することを受け入れられるかどうか」にかかっているのである。

黙って許すことを学び、恐れていた身体感覚について好奇心を持てるようになると、人は統御感を得る。

感情と感覚を含めた心底からの達成経験が、新たな内的知性、エネルギー、人生に向かう力をもたらす。

さらに、人生を深く経験することへの賢者の意志が開かれていく。



身体のブロックを解放し、いろいろな感情や感覚を受け入れ、自分の力を何よりの味方にして、新たな生き方を築くための、身体的な感覚体験をしなければならないのです。

これが、人間の「調律」です。

自分の中に何が起こったのかが分かる時、その感覚を言葉にできた時、痛みは引き離されていきます。

記憶を、時間という空間の中に自分で納めることができた時、

身体、エネルギー、肉体以外の身体に染みついたものから、人は自由になります。

その人が、真に新たな人生へ向かうことができるのは、身体に古い感覚がなく、新たな感覚という自由を与えながら、過去を思い出すことができた時なのです。

歌うことを忘れたカナリアさんは、このプロセスを通過されました。

そして、12月27日、カナリアさんは戻ってきて私たちの前で歌って下さいます。

献身的な存在感で、ナーダヨーガの道具となって下さるのです。

私は、マントラを唱えてまいります。

祈ること、神様の慈悲の波動が言葉になったマントラという道具。

この道具は、音の波動で純粋な思考を私たちの中に導きます。

直観と永遠の至福へのドアを開ける鍵なのです。

世俗的な情報や否定的な思考や言葉で濁り、曇った心を清め、高めていくことができます。

冒頭の動画をご覧になられましたでしょうか?

はじめは訝しげな人々の表情が、どんどん優しくなり、涙を流しています。

私たちも、この人々のような純粋な感動を、12月27日に体験しましょう。

感動こそが、魂の扉を開きます。

歌うことを忘れていたカナリアさんが、背中を押された曲。

ユーレイズミーアップ。

歌って下さいます。

あなたも、感動の涙を流して下さい。

12月27日、会場でお待ちしております。

樹愛排

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