
「まずは何よりも、心を静めることが大切」
そのことを学ばせていただいた入門講座の最終回を無事に迎えることができました。
先生、そして一緒に学ばせていただいた皆様に心より感謝いたします。
全10回の講座の中で、皆様から学ばせていただいたことは計り知れません。
講座の内容のほか、皆様の思いやりの気持ち、所作や佇まいを示してくださった先輩、
真摯に素直に学ばれているお仲間の姿、言葉にしなくても、お教室の空間には目に見えなくても見守ってくださった大きな力があり、平和な空気が流れておりました。
講座の最後に、先生がホーリーバジルのお茶を淹れてくださいました。
「喉の渇きを潤すなどといった自分の欲求を満たすためではなく、自分の心と身体に与えるというつもりで飲んでください。」と仰いました。
私たちは物質社会の中では何か別のことを考えたり、何か別のことをしながらもう一つのことを無意識にしてしまいがちですが、取り入れるものに対しても自動的な行動の一部としてではなく、「与える」という意識をもって行うこと。
そうすることで、効果も変わってくるのだと思います。
心を五感にコントロールさせるのではなく、私たちが五感を神聖な空間であるお寺の教室に連れて来て経験させる、知識を五感から取り入れさせる。意識が心を従わせるようにする。
物質的な社会で生きながらも、心の静けさを持って生きられるように、肉体面、精神面両方から訓練を続けること。
お教室に在籍させていただいて3年経ちましたが、新たに入門講座で学ばせていただき、3年前とは異なる状態で、新たに吸収できているように感じます。
謙虚に、感謝の気持ちを持って、地道に、地道に、地道に。
いつか自分が死ぬときに、感謝の気持ちで、物質や感情に執着することなく潔く逝けるよう、今から日々準備をさせていただこうと思います。
お教室には、お寺の皆様により新しい掛け軸、そして大輪の百合の花たちが供えられていました。
新たなスタートラインです。
ありがとうございました。
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Miki

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