ポーズが目的ではない。頑張らなくていい。

先週末は出張があり、ヨーガのレッスンは久しぶりでした。

出張先ではだいたい洋風のビジネスホテルなので、ストレッチしたいな~と思っても、

ベッドの上ではやりにくいし、床の上にも直に座れないことがあり、この日のヨーガレッスンではのびのびと床を使えて解放感がありました。

改めて、伝統的な日本の文化っていいなと思いました。

靴を脱いで家の中では地べたに座れる、リラックスやヨーガに適した生活文化だと思います。日本に生まれてラッキーです。

 

今日からレッスン中、音楽が流れるようになりました。

その理由は、レッスン中の思考に気をとられないよう、そうなりそうになったら音楽に耳を傾けて気を反らすためだそうです。

確かに、私は普段レッスン中に思い通りにできないことがあると、身体で感じる刺激を「痛み」と捉えてしまい「あ~痛い。早く終わらないかな」とか、

「またこのポーズできない。なんでできないの!?」とイライラしていました。

しかし今日、改めて先生から「日常生活の中では~しなければいけないというプレッシャーがあったり、競争したり、頑張ることが当たり前に生き方に染みついてしまっているけれど、ヨーガに使うのはその頑張る、闘う力ではないんですよ。ポーズの形にこだわらなくていいんです。今日はポーズ中にイライラしたり、思考が回り始めたら音楽に耳を傾けてみましょう。」と指導がありました。

いつも苦手なポーズの時に、いつものように「あーまたできない!」とイライラしそうになる代わりに、音楽に耳を傾けました。

すると、イライラを感じず、躍起にうまくやろうとすることもなく、淡々とやっていたように思いました。

レッスンが終わった後も、いつも「今日もあれができなかった・・・」とグダグダ考えてしまっていたのが、淡々とスッキリした感覚でした。

レッスンの後に感じたことを書くのも、今までより考えずにスラスラ書けました。

 

感情や思考はこういう風に逃がして客観的に観るようにすればいいのか!と、新しい発見がありました。

日常の過ごし方と、ヨーガの時間を切り離し、頑張るときは頑張る、リラックスをするときはリラックスに徹する。

これからそういうメリハリを自分でつけていけるようにしたいと思いました。

ありがとうございました。

IMGP3779

 

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Miki

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