身体を敵ではなく、友とすることからはじめよう

身体に無理強いせず、丁寧に扱ってあげると、心も柔軟になってくる。

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通わせてただいているヨガ教室で、私は今までグループレッスンの際、苦手な動きができないと思う度に、イライラして自分に対して嫌悪感を抱いてしまっていました。
しかし、4月から個人セッションで自分の身体と心にもっと集中して向き合うようになったことで、少しずつ本来の身体の使い方を覚え、身体と心の連動を実体験として認識できるようになってきました。
ある日のセッションで、ずっと苦手だった動きを先生にアジャストをしていただいた時、初めていきなりできたことにとても驚きました。
今まで「これ以上もう行かない!」とまるで嫌がってぐずる子供の手を無理矢理引っ張っていたような感覚、「どうしてできないの!?」と自分の身体を敵対視してしまう感覚だったのが、痛みやイライラという反応は無く、スルっとでき、また身体がそのように開いたことで、得体の知れない感情と涙が溢れてきました。
とても不思議で言葉ではうまく表せられない感覚でした。
できない、できない、と思っていた自分の身体には、本当は可能性が秘められていて、何かを原因としてできなくさせてしまっていることがわかりました。
訳もわからず涙が出てきたことには自分でも驚きましたが、自分の身体を信じて委ねると、このような癒しが訪れるのだとわかり、感動しました。

 

身体が緊張や頑固さから解放され緩んでくると、「こうじゃなきゃいけない」と思い込んでいた心もこだわりを持たなくなり、身体の反応を許すことで、パッと明るくなってきたように思います。

そんなヨーガセラピーはこちらで体験できます。

 

数日前、イギリスBBCのニュースポッドキャストを聞いていました。

いつもは政治経済、社会問題などが主なトピックなのに、珍しくミュージシャンを紹介するコーナーがあり、なぜか日本語で歌うアイスランドのバンドの曲が一瞬かかりました。

「神様がくれた~この身体と心~♪」

このフレーズのみが耳に入ってきました。

この身体と心は神様が創った建造物であるということをちゃんと認識しなさいよ、というメッセージのように感じました。

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Miki

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他者のためになるように、ヨーガの智慧を正しく学ばせていただいております。