
なぜ、お寺は外の空間(会社などの日常における生活環境)と違いがあるのか。それはエネルギーが違うためということでした。
エネルギーには3つの質があるそうです。
この3つを謹んでご紹介させていただきます。
ラジャス
タマス
サットヴァ
と言われるものでした。お寺はこの3つのうちのサットヴァに価するそうです。物質的な世界でも、神聖な場所であり澄んでいるクリアな場所である。
常に過去か未来、記憶や想像の中をさまよう働きを持っている心は、こうした神聖な場所の、エネルギーの恩恵を受けて学ばせて頂いているのだと知り、きちんとした服装とマナーを備えてお教室へ入ることの大切さを知りました。
また先生のお話の中で、お寺や神社はなぜ木々で覆われているのか。というのがありました。それは物質的な世界から結界を張っているのだそうです。(※結界…聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ること wikipediaより)
私はヨガスタジオでは到底体験出来ないことだと改めて思い知りました。
入門講座 8日目「今この瞬間を生きる~今に集中できる肉体と心~」というものでした。
心は集中できるようになるまで少しずつ訓練していき、そのツールとしてヨーガのアーサナがあるのだそうです。
「アーサナを通じて心を一点につなぎとめておくこと ゆれ動きのない肉体と集中できる心は、ヨーガの実践の核となる重要な要素である。」という教えがございました。
力任せにポーズをとったり、エクササイズのように誤った理解でポーズをとり続けているのはやはり違うのです。まずは心を落ち着かせて、一つのことに集中できる環境(肉体)を築くべきのようです。
この日の実践は、ポーズを行いながら五感に入っていくるものをただ受け入れるという練習が行われました。山のポーズや前屈、合掌などのシンプルなポーズです。耳や鼻、皮膚などの五感をと通してたくさんの情報が入っていきますが、それを ” ただ受 け入れる ” という練習です。
またポーズを続けていると体の感覚が変化して、その変化に繊細に気付いていくという練習も行われました。
まだ起きてもいない先のことを想像して緊張を抱えるようになってしまっている私にとって大変ありがたい時間でした。
ありがとうございました。
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凛

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