リラックス~ヨガインストラクターとして知っておくべきこと

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真のヨーガ入門コース 第6回目

この日のお天気は曇りでした。

さて、本編はこちらに綴らせていただいおりますが、ここでは実習後のお話の中で

ヨガインストラクターとして知っておくべき事だなと思ったことをシェアさせて頂きます。

とても大切な事を気付かせてくださいました。

リラックスとはなんですか?どんなイメージでも構いません。出して下さい。と質問に対し

「…温泉に入って、ぶわぁ~っとなっているようなイメージ」

と私は答えました。

実はその時、あることが起こっていました。少し話は反れるのですが、その時の先生が私を見る目が、めちゃくちゃ怖かったんです…

そうです、まさにこの時感じた「怖い」というのも過去の記憶から出てきたもの。

誰かにじっと強い目で見られるという事や、その雰囲気を感じとり、そことリンクした脳が持つ過去の記憶から「怒られる」という恐怖の感情が出てきたのです。

真実は一気に被われてしまいました。

先生のあの時の目にはいったいどういう意味があったかもうわかりません。
その時は「あ~怖かった…」で終わってしまいました。文にすると長く思えますが、これらは全て一瞬の出来事です。

こういった事が、私たちには常に起こっている。

真実を見る前にこうだと思い込む。

これらを取り除くには意識の運動が必要だと。

話を戻します。

リラックスとは、人それぞれ違うのだそうです。

例え方が雑かもしれませんが、
仮に以下のようなAさんとBさんがいたとします。

Aさん
→とても頭のキレる人(賢い人)

Bさん
→普段からゆったりとしている人

このお二人に果たして同じ方法のリラックスを与えてよいでしょうか。

同じリラクゼーションで同じリラックスをあじわって貰えるのでしょうか。

Aさんにはとても効果が良くてもひょっとするとBさんは、体がだらけてしまうかもしれません。
ですが、何も知らない生徒さんはこれがヨーガなのだと。これが、健康になれるのだと。思ってしまうかもしれません。

私は、以前、ハタヨーガのお勉強会で、

シャバーサナから座位へ起きあがる最中先生に注意された事を思い出しました。

「そのまま起き上ると体がだらけます、やり直して丁寧に慎重に起き上がってきてください」
と。ここまで指導していただいたのは先生が初めてでした。

確かに、今までシャバーサナから起き上がる「何か疲れた」と背中が丸まる。こんな体験も過去に多くありました。

私は、いままでリラックスは1つの方法しかないと思っていました。

それは 緩めること。

ですが1つだけではないんですね。

ありがとうございました。